ここではプログラミング教室を起業するための学習しておくべきコンテンツをご案内します。はじめはscratchのみの提供からはじめることも可能です。自身の学習の進捗に合わせてコンテンツをチョイスしていきましょう。
一応優先順での掲載になっています。
scratch-スクラッチ

ブロックでプログラミングする教育用プログラミング言語です。幼児用にはscratch jrという言葉ではなくアイコンの書かれたブロックを組み合わせてプログラミングを行うコンテンツもありますが、基本的に教室では通常のscratchを使用するためscratch jrは触る程度で十分です。
scratchはコンテストなどの開催も多く子ども達への評価を形にしやすいコンテンツです。教室の開講時には主軸となりゆるコンテンツなのでしっかりと学習に時間をかけましょう。
講師として活動できる最低ライン
・乱数・変数・リスト・ブロック定義・引数を使用したプログラミングができる。
・マリオのような横スクロールアクションを再現できる。
・クローンを使用したシューティングゲームなどが作れる
・子どもの組んだブロックをデバックできる
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評価
子ども | ★★★★☆ |
保護者 | ★★☆☆☆ |
子どもにとってはPCに慣れることや論理的思考力を育成するために非常に有用なコンテンツですが、保護者様にとっては簡単そうに見えることが多くリテラシーの低い家庭ほど評価に結びつきません。
大会出場し受賞、保護者様用の体験会などを開催するなど理解を深める作業が必要になることがあります。
PISKEL-ピスケル

ドット絵を作成し、アニメーション作成などのできるブラウザで起動するコンテンツです。
絵の得手不得手はハッキリと分かれてしまいますが、絵が苦手な子どもの中でもドット絵なら書ける子も多くいます。scratchなどを学習していく中で自分で作った絵やキャラの導入は非常に重要で本人の自信やコンテストの受賞率に影響を与えます。
当教室では初回授業時にscratchのアカウントを作り、そのアカウントのアイコンに自分で作ったアニメーションを入れるという流れを実施しています。小学低学年くらいの児童ですと英語で書かれたアカウントを覚えることも難しかったりするので、アイコンを自分で作ったものにすることで愛着を持たせることが成長にも繋がっていきます。
講師として活動できる最低ライン
・アニメーションを作りエクスポートできる
・scratchなど他のコンテンツにインポートできる
・JPG、PNG、GIFなど画像形式の正しい知識
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評価
子ども | ★★★☆☆ |
保護者 | ★☆☆☆☆ |
絵を描くだけというイメージなので比較的評価は高くありませんが画像のエクスポートやインポートなどの作業は後々必ず必要になってくるため導入時に触らせておくのが無難でしょう。
SongMaker-ソングメーカー
視覚的に作曲・楽曲制作ができるGoogleのブラウザコンテンツです。スケールをペンタトニックにすれば簡単に簡易的な楽曲が作成できWAV形式でエクスポートできるためscratchなどへの使用もできます。
講師として活動できる最低ライン
・簡単な楽曲制作とエクスポート
・scratchなど他のコンテンツにインポートできる
・WAV、MP3などへの理解
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評価
子ども | ★★☆☆☆ |
保護者 | ★★☆☆☆ |
楽曲制作はscratchの作品作りにおいては仕上げ、おまけのような扱いで触れてみるといいと思います。
そこまで多くの時間を費やす必要はありませんが、一度は子どもが触ったことがある程度にしておくとコンテストなどの作品制作の際に役立つコンテンツです。
office関連(Word、Excel、PowerPoint)

言わずと知れたMicrosoftのofficeアプリです。表計算や文章作成、プレゼン作成など大人なら一度は触ったことがあるようなソフト各種ですが、保護者様からの評価は非常に高くプレゼンのコンテストなども多くあるため中学生くらいから積極的に挑戦させるのがオススメです。
小学校5年生くらいから資格取得が可能で難易度は
「情報処理技能検定試験 表計算」→「Excel®表計算処理技能認定試験 – サーティファイ」→「MOS」の順に高くなっていきます。
試験会場としての認定に費用がかかる場合もあるため、当教室では「サーティファイ」の試験を実施しています。
講師として活動できる最低ライン
・Excel、Word、PowerPointのそれぞれ1級もしくは上級が理解できる程度
・実際の実務にそれぞれ使用できる程度のスキル(生徒名簿や成績の管理等)
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評価
子ども | ★★★☆☆ |
保護者 | ★★★★★ |
最初の資格が取れるまでは子どもにとってはすごく難しく見える学習になりますが、一つ目の資格がとれればトントンと次の試験に挑戦する児童が多いです。
特に女子生徒からの評価が高く、中学生への進学時に教室を退会しない一つの大きな理由になります。
高校の自己推薦においても記載が可能で保護者様からの評価も高いです。
教室開講が田舎であればあるほど効果を発揮するカリキュラムだと思います。
アルゴロジック

矢印や方向転換、ループのブロックを使用してロボに旗を取らせたり既定の経路を歩かせるアルゴリズム学習の入門ブラウザコンテンツです。
小学校三年生以下は方向感覚が養われていない児童も多く、得手不得手を特定するのにも有効なアプリケーションです。
講師として活動できる最低ライン
・アルゴロジック1.2共に全部クリアできるレベル
・全ステージ◎クリアできるように一度は試みる
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評価
子ども | ★★★☆☆ |
保護者 | ★☆☆☆☆ |
保護者様への評価には繋がらないですが、方向感覚や立体認識の能力はその子のカリキュラムを作成する中で非常に重要なポイントです。
中学生になっても全くできない子どももいるので成長させるというよりはこちら側の確認作業として取り入れましょう。
ブロックベンチ

マイクラのスキンを作成したり、ブロックで3Dのモデリングをするソフトウェアです。モデリングの入門編として使用することができ実際に作ったものをMaincraftやロブロックスに導入できるなど、子ども達に人気のコンテンツへの流用が期待できます。
アルゴロジックと同様で3Dの立体認識は苦手な子は全く作品を作ることができません。
得手不得手を見極めて無理にやらせないのが適作でしょう。
講師として活動できる最低ライン
・マイクラのスキンを作りMaincraftに導入できる
・マイクラの武器を作りMinecraftに導入できる
・動物やキャラクターを作り関節設定をし、Maincraftに導入できる
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評価
子ども | ★★★★☆ |
保護者 | ★★★★☆ |
作ったものが実際のゲームにModとして出るのは評価に繋がります。
blenderなどの本格的なモデリングにもつながりやすいですし、プログラミングはできなくてもモデリングからどんどん上達していく子もいます。
他の教室との差別化のためにも力を入れておきたいコンテンツです。
MCrater

マイクラのModを作ることができるソフトウェアです。ブロックベンチと連携することで動物やキャラ武器など様々なコンテンツを出すことができます。
アップデートによる仕様変更が多いため、バージョンアップの際には注意が必要です。
こまめにバージョンアップするよりも教室内のバージョンを揃えて一年に一回程度アップデートが理想的かもしれません。
バージョンアップにより以前のデータが使えなくなったり、CPUやグラボ側のアップデートが必要になったりトラブルが多いソフトウェアです。
講師として活動できる最低ライン
・モブやツールなど全コンテンツが作れること
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評価
子ども | ★★★★★ |
保護者 | ★★★★☆ |
当教室では旭川で有名な旭山動物園の再現などにも使用しました。各画像の置き場所やフォルダの位置感覚をつかむうえでも有用で、テーマある題材に絞ればメディアへの露出などにもつながりやすいです。(実際に地方コンテンツなどの取材が来ました)
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