今回は、情報処理技能検定試験3級の模擬問題にチャレンジしていきます。問題はExcelを使って「請求額一覧表」を完成させる形式です。試験を受ける方や授業で使用する方に役立つよう、解き方のポイントを丁寧にまとめています。
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■ 問題概要
- 指定された「入力データ」を元に「請求額一覧表」を完成させます。
- 試験時間:30分(印刷時間は別)
- 書式や関数、並べ替え、罫線など幅広いスキルを問う内容です。
■ 作業手順まとめ
1. 表題と見出しの入力
- A1セルに「請求額一覧表」と入力し、横のセルまで結合して中央揃えします。
- 見出し(番号〜請求額)は中央揃え、数字は右揃え、文字は左揃え。
2. 入力データの記入
- 番号、会社名、単価、日数を正しく入力。
- 数字は必ず半角で入力してください。
3. 基本料金の計算
=単価セル * 日数セル
ドラッグして下までコピーします。
4. 追加料金の計算
=ROUNDUP(単価 * 0.6 * (日数 - 7), 0)
ROUNDUP
関数で整数未満を切り上げる仕様に対応。
5. 割引率の計算(IF関数)
=IF(日数>=10, $セル$1, $セル$2)
- 絶対参照(F4キー)を使って割引率表のセルを固定しましょう。
6. 割引額の計算(ROUNDDOWN関数)
=ROUNDDOWN((基本料金 + 追加料金) * 割引率, 0)
7. 請求額の計算
=基本料金 + 追加料金 - 割引額
■ 集計・並び替え・書式設定
合計・平均・最大値
- オートサム(∑)から合計・平均・最大値を出します。
並び替え
- 「請求額」を降順(大きい順)に並び替えます。
罫線
- 「格子」で全体に線を引いた後、「太い外枠」で囲みます。
数値形式
- 金額は「桁区切り(3桁ごとにコンマ)」を使用
- 割引率は「パーセント表示・小数第1位まで」表示に設定
■ 印刷設定
- ページ設定 → ヘッダー・フッター設定 → 左側に名前を入力
- 印刷の向きを「横向き」に変更
- プレビューで名前・表・請求額が表示されているか確認
■ まとめ
情報処理検定3級では、Excelの基本的な関数操作・書式設定・データの整理スキルが幅広く問われます。時間配分に気をつけながら、今回紹介したポイントを押さえて、確実に得点できるように練習しましょう!
ご視聴・ご閲覧ありがとうございました!
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