🔹 OS(オペレーティングシステム)の役割

OS(Operating System)は、パソコンやスマホを動かすための 基本ソフトウェア です。
人間(利用者)と機械(ハードウェア)をつなぐ 通訳のような役割 を果たしています。
もしOSがなければ、キーボードを押しても画面に文字は表示されず、アプリも使えません。
🔹 OSがしていること
- ハードウェアの管理
- CPU・メモリ・ディスクなどを効率よく使わせる
- アプリの実行
- WordやExcel、LINEなどアプリが動く土台を提供する
- ユーザーとのやり取り
- キーボードやマウス入力を受け取り、画面に出力する
- ファイルの管理
- データを保存・読み込みできるようにする
🔹 代表的なOSの種類
- パソコン用
- Windows
- 世界中の企業や学校で標準的に使われる
- macOS
- デザインや映像編集などクリエイティブ分野で人気
- Linux
- 開発者や研究分野で利用されるオープンソースOS
- ChromeOS
- Googleが開発。クラウドを中心に使う軽量OS
- 安価なChromebookに搭載され、教育現場で広く普及中
- Windows
- スマホ・タブレット用
- iOS
- iPhone・iPad専用。セキュリティが高く操作が直感的
- Android
- 多くのメーカーが採用。カスタマイズ自由度が高い
- iOS
ここではOSというシステムによりパソコンの操作が大きく変わること
使用ソフトなどが変わることを主に確認しておきましょう。
ハードウェア(CPU.メモリ.ストレージなどは)に関しては以降で学習します。
ぱそんこのプログラミング教育は主にソフトウェア関連の学習からはじめます。
自作PCや何らかの環境構築が必要になるまではしっかりとしたハードウェアの学習は子ども達が混乱することにもつながります。
🖥 OSによって変わるソフトや周辺機器
🔹 ソフトウェアの違い
- Windows
- Excel・Word・PowerPointなど、事務系ソフトのほとんどが対応
- 日本の業務用システムや会計ソフトも多くがWindows専用
- macOS
- Adobe Illustrator・Final Cut Pro など、デザインや映像編集に強い
- 事務系の日本独自ソフトは動かないことが多い
- Linux
- プログラミングやサーバー用途に便利な無料ソフトが豊富
- 一般的な市販ソフトは対応していない場合が多い
- ChromeOS
- 基本はGoogleアプリ(Googleドキュメント・スプレッドシートなど)を利用
- 高度なソフトは使えず、クラウド中心の利用に限定されやすい
- iOS / Android
- スマホアプリ中心。Office系も軽量版はあるが機能は限定的
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