Python入門編(続編)
前回の 「Python超入門」 では、基本的な文法を学びました。
今回はもう少し実用的なプログラムを作るための リスト・関数・ファイル処理 などを学びます!
1. リスト(複数のデータを扱う)
リストを使うと、複数のデータを ひとまとめ にできます。
fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"]
print(fruits[0]) # りんご
print(fruits[1]) # みかん
print(fruits[2]) # バナナ
リストの使い方
操作 | コード | 説明 |
---|---|---|
リストの作成 | fruits = ["りんご", "みかん"] | データをリストにする |
要素の取得 | fruits[0] | インデックス(0番目)で取得 |
追加 | fruits.append("ぶどう") | リストの最後に追加 |
削除 | fruits.remove("みかん") | 指定した値を削除 |
長さの取得 | len(fruits) | リストの要素数 |
2. 関数(処理をまとめる)
関数を使うと、 繰り返し使う処理 をまとめることができます。
def say_hello():
print("こんにちは!")
say_hello() # 関数を実行(呼び出す)
引数(値を渡す)
def greet(name):
print(f"こんにちは、{name}さん!")
greet("太郎") # こんにちは、太郎さん!
戻り値(値を返す)
def add(a, b):
return a + b
result = add(3, 5)
print(result) # 8
3. ファイル処理(データの保存・読み込み)
Pythonでは、 テキストファイル にデータを書いたり、読み込んだりできます。
書き込み
with open("sample.txt", "w", encoding="utf-8") as file:
file.write("こんにちは、Python!")
読み込み
with open("sample.txt", "r", encoding="utf-8") as file:
content = file.read()
print(content) # こんにちは、Python!
Python入門の問題
【問題1】リストを作ろう
好きな3つの食べ物をリストに入れて、それぞれを print
で表示してください。
# ここにコードを書く
【問題2】関数を作ろう
名前を受け取って、「こんにちは、○○さん!」と表示する関数 greet()
を作ってください。
# ここにコードを書く
【問題3】計算する関数を作ろう
2つの数を引数で受け取り、その合計を返す関数 add()
を作り、動作を確認してください。
# ここにコードを書く
【問題4】ファイルにデータを書こう
テキストファイル data.txt
に 「Pythonを勉強中!」 という文字を書き込み、正しく書き込めたか確認するプログラムを作成してください。
# ここにコードを書く
これで Pythonの入門レベル はバッチリです!
次回は クラス・モジュール・データ処理 について学びましょう! 🚀
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