EXCEL6-1【動画で解説】【1級対策】情報処理技能検定のExcel実技を完全解説!~超難関!VLOOKUP関数とIF関数の組み合わせ~

Excel

今回は、情報処理技能検定試験【表計算】1級相当の問題をExcelで実際に解きながら、出題内容を丁寧に解説していきます。PDF問題は概要欄のリンクからダウンロード可能です。動画と一緒に、この記事も参考にしながら学んでいきましょう!


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問題

解答

📊問題概要

入力データと処理条件に従って、以下の作業を行います:

  • 請求明細一覧表の作成
  • 顧客マスタ・商品マスタの利用
  • 数式・関数による集計
  • 条件分岐による判定
  • グラフの挿入と印刷設定

✍ステップ1:入力表とマスタの作成

顧客マスタと商品マスタの作成

  • 商品マスタ:商品コード・商品名・単価を入力
  • 顧客マスタ:顧客コード・顧客名などを入力

関連情報の抽出(VLOOKUP関数の使用)

=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, FALSE)
  • 顧客名・商品名・単価をマスタから検索し自動入力

💡ステップ2:金額の計算とIF関数での判定

出荷額の算出(ROUNDDOWN関数)

=ROUNDDOWN(出荷数 * 商品単価, -2)

割引率の判定(IF関数ネスト)

=IF(出荷数>=1500, 0.05, IF(出荷数>=1000, 0.03, 0.02))

請求額の算出

=出荷額 * (1 - 割引率)

🧠ステップ3:複雑な判定ロジック(VLOOKUP + IF)

条件に応じて「○」「△」「◎◎」などの記号を表示させます。

  • 請求額が250万以上か未満
  • 出荷数が1500以上か未満
=VLOOKUP(請求額, 判定表範囲, IF(出荷数>=1500, 3, 2), TRUE)

🧮ステップ4:合計行と顧客別集計

SUM関数による合計

=SUM(範囲)

DSUM関数で条件付き合計

=DSUM(データベース, フィールド, 条件範囲)

顧客名の昇順ソート

  • 「並べ替えとフィルター」→「ユーザー設定の並び替え」から操作可能

📈ステップ5:条件付き集計表とグラフ

集計条件例

  • 請求額が250万円未満のデータ件数(DCOUNT)
  • 商品名がセットパーツかつ割引率5%以上の出荷額合計(DSUM)
  • ベスト電器以外で注文数1800以上の請求額の平均(DAVERAGE)

📌ステップ6:罫線・中央揃え・カンマ区切り・印刷設定

  • 外枠太線/内側細線の使い分け
  • 数字はカンマ区切りスタイルで見やすく
  • セル結合と中央揃えで整形
  • 印刷設定は「横方向」かつ「1ページに収める」

🏁最後に:集合縦棒グラフを作成!

  • 対象範囲を選択し、挿入 → グラフ → 集合縦棒を選択
  • タイトルに「顧客別請求集計グラフ」と入力

🎉お疲れ様でした!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
動画と連動して演習を行うことで、情報処理技能検定1級の出題内容にしっかり対応できる力が身につきます。Excelの関数や書式設定、グラフ作成まで一通り学べますので、ぜひ何度も復習してみてください。


教員・講師向け|50分授業案

対象:中学生〜高校生、または情報処理技能検定1級を目指す学習者(SUM、IF、絶対参照の基本操作を習得済み)

授業のゴール:マスタ表からVLOOKUPで情報を取得し、ROUNDDOWNとIFで請求額を計算し、DSUM・DCOUNT・DAVERAGEによる条件付き集計、グラフ、印刷設定までを一連の処理として完成できるようになることです。

準備物・必要環境

  • Excelが利用できるPC(1人1台)
  • 記事上部の問題ファイルと完成例
  • 解答ファイルは講師が保管し、自己採点時に配布
  • 関数名・引数・セル参照を記入するワークシート

事前準備:問題ファイルを各PCへ配布し、原本を残して別名保存させます。VLOOKUPの検索範囲、IFの判定基準、データベース関数の条件範囲を投影できるように準備してください。

50分の授業進行

時間授業内容講師の働きかけ確認すること
0〜5分問題と完成例を確認入力、計算、集計、グラフの4工程に分けて見通しを持たせる必要な成果物を説明できる
5〜15分マスタ作成とVLOOKUP検索値・範囲・列番号・検索方法を色分けして確認する範囲を固定し、顧客名・商品名・単価を取得できる
15〜25分ROUNDDOWNとIFで金額計算計算順序を日本語で説明してから式を入力させる境界値1000・1500で割引率を確認できる
25〜35分VLOOKUPとIFを組み合わせた判定IFが列番号を切り替える理由をセル例で比較する出荷数に応じて参照列を変更できる
35〜43分DSUM・DCOUNT・DAVERAGEデータベース・フィールド・条件範囲の3要素を確認する条件見出しを元データと同じ表記にできる
43〜48分グラフと印刷設定伝えたい比較に必要な範囲だけを選択させる集合縦棒グラフを作り、横1ページに設定できる
48〜50分保存・自己評価最も難しかった関数と確認方法を出口カードに書かせる指定名で保存し、次の練習課題を選べる

講師の発問・つまずき対応

  • VLOOKUPでエラーが出る場合:「検索値は範囲の一番左の列にありますか?範囲はコピーしても動かない設定ですか?」
  • IFの境界値が違う場合:「999、1000、1499、1500を入れると何%になるべきか表にしてみよう」
  • DSUMが0になる場合:「条件表の見出しは元データと完全に同じ文字ですか?」
  • 早く終わった学習者には、式の監査、名前付き範囲、XLOOKUPへの置き換えを課題として提示します。

評価観点

  • 知識・技能:各関数の目的と引数を理解し、適切なセル参照を設定できる
  • 思考・判断・表現:条件を式へ分解し、結果が正しいか境界値で検証できる
  • 主体的に学ぶ態度:エラー表示だけで判断せず、参照範囲や条件表を一つずつ確認している

振り返り・発展課題

出口カードに「使えるようになった関数」「まだ説明しにくい関数」「次回確認すること」を記入します。発展課題として、同じ処理をXLOOKUPで書き換える、条件を追加して集計結果を比較する、完成表を第三者が読みやすい帳票へ改善する活動が行えます。

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